こんにちは。こたです。
20代で起業家,30代で看護師になった,現役看護師です。
あなたは以下の悩みがありませんか?
・社会人から看護師になりたいけどどうしたらいいの?
・失敗しない学校選びってあるの?
・看護学校に行くための費用は?
この記事ではこういった疑問にお答えしますね。
・社会人から看護師になるための方法
・失敗しない学校選び
・看護学校に行くためにかかる費用
僕は31歳から看護専門学校へ行き34歳で看護師になりました。
「いやいや、もともとかしこかったんじゃないの?」
こんな声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。高校はぎりぎりはいった公立高校。社会人になっても勉強は大の苦手。受験勉強はなんとか自分の得意科目がある学校を選びました。
そんな僕が解説していきます
目次
社会人から看護師になる方法 3選
①4年制の看護大学へ行く(大学に行ってないヒトに限る)
一つ目は【4年制の大学に行く】です。
ここは、僕も経験がないので看護師になって大学出の知人に聞きました。そして、僕が思うメリット・デメリットについて解説していきます。
まずメリットですが以下になります
・新しい友達を作って青春できる
・就職後の給料が高い
・保健師になれる(※注意 保健師課程がある大学のみ)
・学費が高い
・入試が難しい
・就職後、末端の看護師なら給料はそんなに変わらない
・学生時代の誘惑が多く浪費が増える
『俺は看護師になる』って目標だけであれば、特に大学に行かなくても良いと思います。
ワンポイントアドバイスまとめました。
②専門学校,短期大学(3年制)へ行く(大学卒業歴のあるヒトはこちらで)
早速ですが専門学校へ行くメリットは、単純に一番最短で慣れます。
『いやいや最短は看護専門高校からの一環校でしょ』
確かにそうですが、社会人から看護師になる方法なのでこれが一番最速です。
さらに、大学のデメリットでも説明しましたが学費は1年分安くなるし、年間の授業料も専門学校の方が安い。授業料に関しては下の『学校ごとにかかる費用』にまとめています
・学費が大学より安い場合が多い
③准看護師の道で行く
准看護師に関しては,看護師と比較した表を提示します。
准看護師 | 看護師 | |
---|---|---|
入学要件 (最終学歴) |
中学校卒業 | 高校卒業 |
年限 | 2年以上 ※2年で免許取得が可能! | 3年以上 |
履修時間 | 総時間数:1,890時間 ・基礎科目70,専門基礎科目350 ・専門科目1,470(うち臨地実習735) ※2022年度から見直し(分野表記へ変更) ・総時間数:1,890時間と変わらないが,分野内の教育内容と時間配分が見直された ・基礎分野70,専門基礎分野350 ・専門分野1,470(うち臨地実習735) |
総単位数:97単位(3,000時間以上) ・基礎分野13,専門基礎分野21 ・専門分野63(うち臨地実習23) ※3年課程は2022年度から,2年課程は2023年度から見直し ・総単位数:102単位 ・基礎分野14,専門基礎分野22 ・専門分野66(うち臨地実習23) |
資格発行 | 都道府県知事の免許 | 厚生労働大臣の免許 |
仕事 | 保助看法第6条 「医師・歯科医師又は看護師の指示のもと]で,傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う。 |
保助看法第5条 傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う。 |
業務 | 准看護師と看護師に「業務の範囲」の差はない。 | |
自らの判断による看護業務はできない。 | 自らの判断により,看護を提供できる | |
キャリアアップ | 看護師 | 保健師・助産師・特定看護師・専門看護師・認定看護師・診療看護師 |
失敗しない看護学校の選び方
結論:どこでもいい
なぜなら看護師の免許を取ることが目的だからです。
ぼくは附属の看護専門学校だったのですが,附属にしてよかったです。
就職後,附属の学校だと,3年間一緒に勉強してきた仲間が同じ職場に多く就職します。しんどいときにすれ違った同期と声を掛け合っていたことを思い出します。
看護師1年目は業務内容,病態整理,医療機器の管理,医療行為など覚えることが山ほどあります。
正直,社会人経験を10年やっていた僕も,今までの経験はなんだったのかと思うくらい,仕事内容が特徴的すぎて,覚えるのが大変でした。
だけど,わからないことを気軽に相談できる仲間がいて,何度も助けてもらったのは今でも覚えています。だから,附属の病院でよかったと思ってます。
僕も苦労しましたが,免許がとれればなんとかなります🤣
学校ごとにかかる費用
最後に,大まかな大学と専門学校との費用を見比べてみましょう
学校種別 | 支払い期間 | 学費総額(概算) |
---|---|---|
大学(私立) | 4年間 | 約450〜700万 |
大学(国公立) | 4年間 | 約250万 |
短大(私立) | 3年間 | 約400万 |
短大(国公立) | 3年間 | 約250万 |
専門(私立) | 3年間 | 約250万 |
専門(国公立) | 3年間 | 約60万円 |
また,一例ですが,授業料とは別に下記の金額がかかります。(下記の内容は参考:岡山労災看護専門学校HP)
費目 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
---|---|---|---|
教科書代 | 約 220,000 | 約 35,000 | 約 3,500 |
被服費・ 演習用品等 |
約 57,000 | ー | ー |
新入生研修費 | 約 10,000 | 約 10,000 | ー |
実習 | 約 24,000 | 約 33,000 | 約 188,000 |
教材費 | 約 16,000 | 約 4,000 | 約 4,000 |
模擬試験代・ 国試対策費 |
約 10,000 | 約 12,000 | 約 15,000 |
保険料 | 約 9,000 | 約 9,000 | 約 9,000 |
合計 | 約346,000 | 約103,000 | 約219,500 |
結論
①社会人から看護師になるための方法
【4年制の看護大学 3年制の専門学校 准看の学校のどれかに行く】
②失敗しない学校選び
【どこでも大丈夫】
③看護学校に行くためにかかる費用
【60万〜700万円】